SSブログ

ダンス・オブ・ヴァンパイア [映画・舞台]

 先週見たミュージカル,「ダンス・オブ
ヴァンパイア

配役 クロロック伯爵 山口祐一郎
    アブロンシウス教授 市村正親
    サラ(宿屋の娘) 大塚ちひろ
    助手アルフレート 浦井健治
    シャガール(宿屋主人) 佐藤正宏
    レベッカ(宿屋女将) 阿知波悟美
    ヘルベルト(伯爵の息子)吉野圭吾

 山口祐一郎さんと市村正親さんの
ミュージカル共演を知って,これは
行かずにはいられまい?と思って
チケットを頑張ってGETしました^^
たぶん8月の平日のお昼だったから
とれたのかな~?と思いながら
楽しみにしていたミュージカル。

  

感想はデスね。 ビミョ~って感じでした^^;

山口さん,とっても歌がお上手!

もう本当に聞き惚れてしまう

甘い歌声が最高で~す

山口さんを舞台で観たのは

3回目。 最初は「オペラ座の

怪人」ラウル役。

2回目は怪人役♪

いい声だなぁ~と思っていましたがそれに磨きがかかっていますね。

このミュージカルはまさに山口さんの歌声のために用意されたのかと思いました。

 

これは市村正親さん。

市村さんとは思えないメイク^^;

コミカルな役をやらせたらピカ一です。

このすっとぼけた教授役,ピッタリ^^

歌う場面はさほどありませんでした。

でもたぶんあちこちにアドリブが

ちりばめられていたことでしょう^^

で,ビミョ~だったのはなぜかというと,コメディが中途半端だった気がしました。

元になっているのは映画「吸血鬼」(ポランスキー監督) この映画は見たことがありません。

コメディだということです。 今回のミュージカルもウィーン版ではポランスキー監督が演出。

今回のヴァンパイアのクロロック伯爵は思いっきりシリアスなんですね。 

これはオペラ座の怪人?と思ったほど。 でも中途半端な悩みかた^^;

どうせ悩むならエドガー(by『ポーの一族』)ぐらい悩んで欲しいのよね。

それに音響が大きくて,かえって聞きづらかったと思います。

この話をミュージカルにしなくてはいけなかったのかしら?とも思ったり。

かえってストレートプレイの方が面白かったように思います。

初めてのウィーンミュージカルでしたが,役者の力量に感心したミュージカルでした。

どなたも芸達者! 上記2名はモチロン,特にクロロック伯爵の息子で

ゲイ(処女の血はいらない!?)のヴァンパイアを演じた吉野圭吾さんのゲイっぷりには

目の覚める思いでしたよ~♪

最後は客席もステージも一緒になってダンスダンスダンス…。

何回か通うともっと面白さが見えてくるのかもしれません。 ……でも今年はもう行かないなぁ。

次の日は「オペラ座の怪人」を観ました。

今回は2階席1列目。 この席を選んだのは舞台の上部にいる怪人をよく見るためです。

この席は良かった~☆ 上から下まで舞台がよく見えたし,怪人がどこにいるかも把握OK♪

2階席は初めてだったけど,1列目なら1階の後ろのS席よりもいいですね~^^

音響も昨日に比べて適切。 カーテンコールも5回もしてくれてサービス満点。

今回の怪人は村俊英さん。 初めての怪人でしたが,良かったです~♪

2回目の北澤ラウル伯爵。 上手になってたわ^^

さてこの舞台も東京公演の千秋楽が決まりました。 来年の3月21日。

もう1回見に行こうかしら~。  あ。行くなら2階席!


 

「ダンス・オブ・ヴァンパイア」念のためのネタバレあらすじ

トランシルバニア地方の雪深い村で村人はニンニクを手に持ち,首にぶら下げ踊り歌っている。
アブロンシウス教授とその助手アルフレートはヴァンパイアの研究のために,この村にやってきた。遭難寸前に村人に救われ宿屋の主人シャガールとその女房レベッカのもてなしを受ける。
泊まり部屋のお風呂場で2人の娘で美人のサラに出会ったアルフレートは一目で恋におちて
しまう。
そんな宿屋に怪しい影…。ヴァンパイアクロロック伯爵が居城で催される舞踏会への招待の
ためにサラを迎えにやってくる。サラを手に入れ欲望を満たそうとするクロロック伯爵。
ヴァンパイア退治に執念を燃やすアブロンシウス教授。クロロック伯爵に魅せられ居城に
導かれるサラ。サラへの恋と義務に振り回されるアルフレート。
クロロック伯爵の居城では舞踏会が始まって……。

結局教授は無事なんですがね^^;それ以外の人はヴァンパイアになっちゃいましたとさ^^
ってお話でした。

ロマン・ポランスキーの吸血鬼

ロマン・ポランスキーの吸血鬼

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • 発売日: 2006/07/14
  • メディア: DVD

ポーの一族 (1)

ポーの一族 (1)

  • 作者: 萩尾 望都
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2000
  • メディア: 新書


nice!(10)  コメント(16)  トラックバック(1) 
共通テーマ:演劇

nice! 10

コメント 16

knacke

楽しい時間だったのねー。
舞台って、迫力満点だよネ。
ココロも体もリフレッシュできたかな、ネ。
by knacke (2006-08-14 04:11) 

映画のインタビューウィズヴァンパイア、ポーの一族の影響を受けていたりして、
と思いました。あれも悲劇として描かれていましたよね。
コメディにはむかないモチーフかもしれませんねぇ。
ロマン・ポランスキーのは見たことがないのですが、DVDで見ようかなっ。
by (2006-08-14 10:14) 

くみみん

こんにちは。
ヴァンパイアものっていろいろありますね!映画のはTVで見たと思うんですが、あまり覚えていなくて…、〜ウイズヴァンパイアがいっぱいあってかぶってしまいます。
でも、役者陣がすごいですね。演技派!!
2階席最前列って意外といいでしょう!!私もこの席好き!役者さんと目を合わせってわけにはいかないですが、全部見回せて全体像を掴むのはこちらの方がお得だと思いました。
by くみみん (2006-08-14 10:55) 

たーころ

ヴァンパイア物、私的には興味津々です。
山口さんって、TVドラマで最初に拝見して、確かキョンキョン主演のドラマでしたが、とても良い味でしていて、その後、NHKの15分連続ドラマでとっても好きになったんですが、お芝居は見て無いのですよ。。。。
市村さん、最近ドラマ出演されていて、とってもお茶目な役ですよね。
二人とも個性が強いので、見ごたえがあったでしょう。。。。え?中途半端だった?
ヴァンパイア映画で印象深いのが、やっぱり「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」ですね。トムとブラットと主演でしたが、ストーリーもナカナカだったと思います。え?イケメン共演だからか?
by たーころ (2006-08-14 19:48) 

み〜ちゃん

☆ きむたこさん
ハイ♪ 心も体もリフレーーーッシュ!
舞台はやっぱり生に限ります^^

☆ ノヘアさん
「インタビューウィズバンパイア」は見ていないのですよ~。
リバー・フェニックスが出るはずだったのにぃ~(>_<)と封印してしまいました。
繊細だったなぁ,私ったら^^;
『ポーの一族』に似ているんですね。 あれは名作です^^
コメディだったら,もっと徹底的にコメディにしてくれると良かったんですけどね。
そうだったら心情を吐露する歌もいらないので,普通の舞台で十分かな?と。

☆ kumiminさん
役者はとってもぜいたくな布陣だったと思いますよ^^
山口さんと市村さんだけでもミュージカル好きにはたまりません^^
それ以外の人も見覚えがある人多しでした。
そうそう,2階席は今回本当にいいなぁと思いました。
そんなに劇場が大きくない時は,2階席は超お勧めですね♪
ボックス席が高いところにあるのがうなずけました^^

☆ たーころさん
山口さんのTVもの,余り見ないんですけど,たぶんNHKの15分連続ドラマは
見ていたと思います。 松本明子と一緒に出ていたヤツですよね?
あれは面白かったですよね~^^
彼のお芝居はチケットが取りにくいと思いますよ。 凄い人気ですから^^;
でもこのお芝居17日の夜だったらチケットが余っているみたいです。
いまいちチケットの売り方が理解できないんですよね…。
市村さんのTVは演技がオーバーだったりするので^^;余り見ないんですが,
今回のはいいですか? じゃあ今度見てみようかしら♪
「インタビュー・ウィズ・バンパイア」は見ていないんです。
なにしろリバー・フェニックスが死んじゃったぁ~!と悲しんでいたので封印^^;
でも今思うとトムとブラピなら見とけばよかったわと後悔。
イケメン。これは絶対欠かせないですよ! 何を見るにも^^
by み〜ちゃん (2006-08-15 14:48) 

jewel

吸血鬼の山口さんって麗しいですね。
テレビでしか拝見したことがないですけど
妙な雰囲気ですっとぼけた役で
すごく存在感のあるひとだな~と
思っていましたが、舞台役者さんでも
あったのですね。 観てみたいです^^。
by jewel (2006-08-15 15:59) 

こももにゃん

ミュージカルを生で観て、それはそれはリフレッシュですね~(^^)
舞台ってやっぱり生で観ると全然違いますからね~。
私はあまりというか全然ミュージカルは観ないのですが、み~ちゃんの記事を読んでいると面白そうなのですね~。
あ、この間観たのは一応ミュージカル?主演はジュリーだったけど(^^;
いや、ジュリー目当てではなかったんだけど。。。ジュリー歌は上手かった!
・・・でも太っちゃって。。。おまけにちょっとおでこが後退・・・寂しかったわ(^^;
by こももにゃん (2006-08-16 00:27) 

み〜ちゃん

☆ jewelさん
山口さんが飄々とした役をやるのはとっても似合っていて好きです^^
私は劇団四季の印象が強いので,TVに出てくるとムフ♡と
思ってしまいます。 四季のときはTVに出るなんてことはありませんから。
彼はミュージカルに出ることが多いのです。
次は「マリー・アントワネット」ですって。 これもミュージカルですね。

☆ こももにゃんさん
舞台は生ですよね♪
私はストレートプレイも好きなのですが,市村さん優先で見ているので
何だかどうしてもミュージカルが多くなってしまいます^^;
ジュリーの舞台? 声が素敵ですよね,ジュリーも^^
そう,太っちゃって…^^; NHKでやっていた江角マキコの弁護士のドラマを
見たとき,最初ジュリーだとは思いませんでしたよ~。
どうしても「TOKIO」のイメージが強烈なワタクシ^^
by み〜ちゃん (2006-08-16 10:13) 

懐かしい「ポーの一族 (1)」の表紙をみたら、TBしたくなりました。(笑)
ほとんど記事内容と関係ありませんが、『ポーの一族』つながりということでよろしくお願いいたします。
『ポーの一族』は1972~1976年、『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』の原作アン・ライス『夜明けのヴァンパイア』は1976年に出版されていますので、影響関係はないと思います。ですが、ほぼ同じ頃に似たような発想で吸血鬼を扱った作品が生まれたのは、とても面白い偶然だと思います。
やはり、『ポーの一族』は、最高ですね。
by (2006-08-18 01:22) 

MARI

舞台って見た事がないのですが、み~ちゃんの
お話しを聞いていると見てみたくなります。
山口祐一郎さんは、NHKのドラマを見ていました。
ちょっと変なお話だったけど、山口さんは素敵でした
by MARI (2006-08-18 12:56) 

猫ふみふみ

2階の1列目って前に人がいないし、思いっきり開けているしで、
よ~く見えるんですよね。全体を見るか、近くで個別に見るかによって、
席もいろいろ選べると思います。
ただし、2階から落ちないでね(笑)。
み~ちゃんの夏休みは、これで終わり?
by 猫ふみふみ (2006-08-18 15:44) 

み〜ちゃん

☆ lapisさん
私も似てると聞いて,調べてみました。
そう,アン・ライスの方が遅くて良かった…と安心しましたよ。
『ポーの一族』は傑作ですよね。
それから『トーマの心臓』も大好きでした^^

☆ MARIさん
お芝居は一度見るとやみつきになります^^;
好きな俳優が決まってしまうとどうしても行きたくなってしまうんですね。
NHKのドラマに時々山口さんが出演していますね。
結構変わった役があっている気がします^^;

☆ 猫ふみふみさん
2階から落ちた人いましたね。 大阪の劇場だったと思いますけど。
気をつけま~す^^
近いところから見たいけど1階の1列目は辛いときがあります。
その分2階は好きな俳優さんにウットリするつもりがなければ,
良い席だわ♪と思いました^^
夏休みはあとちょっとだけあるよん♪
by み〜ちゃん (2006-08-18 22:32) 

katsura

山口さんの歌はよかったですよね。
ただ、ストーリーとしては解せない部分も多かった作品でした。
「ポーの一族」もいいですよね。最近の「バルバラ異界」もいいです。ラストでは涙が止まらないっ。
by katsura (2006-08-21 06:32) 

み〜ちゃん

☆ katsuraさん
コメント&nice!ありがとうございました。
山口さんの歌は素晴らしかったですね^^
ストーリーはちょっと……^^;
『ポーの一族』は傑作です♪ 『バルバラ異界』は読んだことはありませんが
名前は聞いたことがあります。 これもヴァンパイアものなんですね。
by み〜ちゃん (2006-08-21 21:29) 

katsura

僭越ながら訂正させていただきますと、「バルバラ異界」はヴァンパイアものではないです。近未来のお話です。眠り続ける少女、他人の夢のなかにはいる男、父親を憎む少年、などなど。
それから、NICE!&ご来店、ありがとうございました。
by katsura (2006-08-22 23:27) 

み〜ちゃん

☆ katsuraさん
ああ,そうなんですか。
『バルバラ異界』思い出しました。
萩尾望都さんの本ですね^^
私は新しい作品は読んでいないので,聞いたことがある…
で終わってました^^;
望都さんの作品で一番好きなのは,実は『トーマの心臓』です^^
by み〜ちゃん (2006-08-23 08:07) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 1

月夜のたぬき金魚受難… ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。